ソフトバンクの独自基準点で観測した高精度な位置データを後処理用に提供する
「後処理データサービス」を本格開始
2024年1月23日
ALES株式会社
ソフトバンクの独自基準点で観測した
高精度な位置データを後処理用に提供する
「後処理データサービス」を本格開始
～指定した時間の高精度な位置データの取得が可能に～
ソフトバンク株式会社（以下「ソフトバンク」）の子会社で、位置補正情報の生成・配信事業を手がけるALES株式会社（アレス、本社：東京都港区、代表取締役社長：野田 真、以下「ALES」）は、法人のお客さま向けに、ソフトバンクが提供する独自基準点の観測データ（以下「本データ」）を後処理用にRINEX※1形式で提供する「後処理データサービス」を、2024年1月23日に本格開始します。
「後処理データサービス」は、全国3,300カ所以上のソフトバンクの高密度な独自基準点を活用する他、複数のGNSS※2に対応しているのが特長です。お客さまのGNSS受信機で取得した観測データと本データを利用して、後処理を実施するPPK（Post Processing Kinematic）測位を行うことで、指定した時間の高精度な位置データを取得することが可能になります※3。これにより、測量やデジタル地図の作成、ドローンの飛行データの解析などに利用できることに加えて、本データのみを利用して気象や地殻変動などに関する研究活動に活用することもできます。
※1 Receiver Independent Exchange Format。GNSS受信機などが観測したデータの共通フォーマットとして使われるファイル形式。
※2 GNSS（Global Navigation Satellite System）とは、米国のGPSなど、上空を周回する人工衛星から送信される電波を利用して、受信点の位置を正確に把握する衛星測位システムの総称。
※3 災害などの影響によって、データが提供できない可能性があります。
＜「後処理データサービス」の提供イメージ＞
＜サービスの概要＞
| 提供開始日 | 2024年1月23日 |
|---|---|
| 提供内容 | ソフトバンクの独自基準点の後処理用データを提供（元期の測量ベース） |
| 提供方法 | 専用ページからダウンロード |
| 利用料金（従量課金） | 40円（税抜き）／分 ※登録手数料なし |
| RINEXバージョン | Version 2.11：GPS、GLONASS Version 3.04：GPS、QZSS、GLONASS、Galileo、BeiDou |
＜問い合わせ先＞
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